天使と悪魔の保険

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【元保険営業マンが伝授】生命保険の上手な解約の方法と注意しておくこと

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生命保険の上手な解約の仕方と、注意するべき点を今日のテーマとします。

 

保険を解約するときにおすすめの解約方法 

まず、あなたがすでに保険を解約することを決めている場合、解約の仕方は非常に簡単です。

 

いくつか解約する方法はありますが、私が一番おすすめする上手な解約方法は、

「保険会社のコールセンターへ連絡して解約の手続きを進める」方法です。

 

コールセンターの電話番号は定期的に保険会社が送付される「ご契約内容のお知らせ」で調べることができます。もし、ご契約のお知らせが見つからない場合は、保険会社のホームページで調べることも可能です。

 

日頃からあなたが保険営業マンにお世話になっている等、余程気まずい場合を除いて、直接コールセンターに電話して、解約手続きを進めるようにすることを私はおすすめします。

 

直接コールセンターへの連絡で解約した方が良い理由

理由は、保険営業に保険を解約したい旨を連絡してしまうと、彼らは何とか解約させまいと色々な手を使って説得を試みてくるからです。

 

保険営業マンやセールスレディにとって、お客さんの保険契約がどの位の解約率かという指標も営業の評価基準となります。そのため、保険営業からしてみればできればあなたに解約して欲しくないのです。

 

あなたが保険を解約するために営業マンに説明をして、余計な労力と時間を使う必要はないと思うし、実際になかなか解約させてもらえなかったという話も頻繁に聞きます。

ですので、上手な解約の仕方は営業には連絡せずに、直接コールセンターに電話して、解約手続きを進めるようにすることを私はおすすめします。

 

ここで大切なことは、解約を決断するまでにしっかりとデメリットなどを検討して、解約することを決めた後は、時間と労力を掛けずにスムーズに解約手続きを進めましょう。

 

 

保険の解約で注意すること

それでは、保険契約の解約を決める前までに、どのようなことに注意したら良いでしょうか。

 保険料と保障内容

今の年齢で新しい生命保険に入りなおしても、それでも保険料や保障内容にメリットがあるかを確認することです。「歳をとってみてよくよく考えてみたら前の保険の方が良かった」なんてことがないようにしましょう。

 

 

いつ古い保険を解約するか

新たな生命保険に加入する場合は、申し込んだ保険の契約が成立した後に、古い保険を解約するようにしましょう。新しく入る保険が契約成立できないこともあり、結局どの保険にも入れないなんてこともありえます。

 

 

がん保険の待機期間

がん保険は、3か月間の待機期間がある場合がほとんどです。古い保険は待期期間後に解約するようにすることをおすすめします。「その3か月間の間にがんになっていた」なんてことがないようにしましょう。

 

 

貯蓄型保険の途中解約は損をする

貯蓄型の保険は、解約した時点でどの位の解約返戻金があるか、金銭的なデメリットがどれくらい生じるかを必ず確認しましょう。早期に解約してしまうとただの超高額掛捨ての保険になってしまいます。

 

 

自分の条件が以前と変わっていないか

入院、手術や通院歴、危険な職業への転職があったりすると、保険に入れない可能性や契約に制限が掛かることがあります。保険料が割増になってもそれでもメリットがあるかなどもチェックポイントです。

 

 

先に保険を解約してしまい新しい保険に入れないことが分かって、どうしよう。とか解約返戻金で大きく損をしてしまった、ということがないように、ポイントをしっかりと確認してから保険の解約手続きをするようにしましょう。