天使と悪魔の保険

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メディケア生命の医療保険「メディフィットA」はおすすめできるか【メリットとデメリットを正直にまとめてみました】

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保険料が安い終身保障が続く医療保険で「メディケア生命のメディフィットA」を検討している方は多いと思います。


「メディフィットAのメリットとデメリットはどんなところ?」
「メディフィットAはどんな人におすすめできるの?」という疑問をお持ちの方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事を読んでいただければ、どんな人に「メディケアA」はおすすめできるのか、

この商品のメリットとデメリットなどを理解していただけると思います。

 

 

目次

メディフィットAはこんな人におすすめ【メリット】

メディフィットAの注意点【デメリット】
年齢別保険料の例
まとめ

 

 

メディフィットAはこんな人におすすめ【メリット】


・終身保障が続く医療保険を探している人

・保険料をなるべく安く抑えたい人(特に女性)

・女性特有の疾病に備えたい人

・がん一時金や3大疾病、七大疾病の保障も気になっている人

 

 

終身保障が続く医療保険を探している人におすすめな理由

メディフィットAは終身保障が続く医療保険なので、加入してからずっと保険料が上がることはありません。入院手術の基本的な保障は特約なしで付いています。


終身保障されなくても良いという人は、県民共済の入院2型をまずはおすすめしています。

 

 

保険料をなるべく安く抑えたい人(特に女性)におすすめな理由

メディフィットAの男性の保険料は終身医療保険の中でもかなり安い部類に入ります。女性の保険料は最安値水準です。
なるべく安く終身医療保険を準備したい女性には特におすすめできます。

 

 

女性特有の疾病に備えたい人

メディフィットAの一番のメリットは女性特有の疾病保障がとても手厚い点にあります。女性疾病入院特約と女性医療特約という2種類の特約を準備していて、どちらかを選ぶことができます。

女性医療特約は特に手厚い保障が欲しい人に向いていて、入院・手術が保障対象で保障対象の疾病も広いです。

 

それに対して、女性入院特約は、入院のみが保障対象になり保障対象の疾病は狭くなっています。


このように女性に手厚い商品設計が女性から多大な支持を得ている大きな理由です。

 

 

がん一時金や3大疾病、七大生活習慣病の保障も気になっている人におすすめな理由

メディフィットAは、3大疾病と七大生活習慣病での入院保障が手厚くできるようになっています。
がん診断やがん入院の一時金は特約で用意されていて、特約の保険料も高くないので、がんを始めとした三大疾病や七大生活習慣病の保障を手厚くしたい方に良い保険だと思います。

 

がん保険を単独で用意するほどではないけど、がんにもある程度備えておきたいといった中間的な要望に合っています。

 

 

【デメリット】メディフィットAの注意点

・がん診断特約が2回目以降の支給が2年間に1回であること
・3大疾病保障特約の保障の範囲が狭いことと、一時金は保障期間で1回のみ

 

がん診断特約が2回目以降の支給が2年間に1回であること

読んでそのままの意味になりますが、一度がん診断給付金を受け取った後、2年間は受け取ることができませんので、新CUREの1年に1回受け取れる条件と比較して弱いです。

 

3大疾病保障特約の保障の範囲が狭いことと、一時金は保障期間で1回のみ
オリックス生命の新CUREと同様ですが、三大疾病一時金は「がん・心筋梗塞脳卒中」と病名が限定されています。

この一時金は保障期間で1回だけしか給付されません。2回目以降の支給はありませんので、注意が必要です。

 

 

年齢別保険料の例

(男性)          (女性)
20歳:1,130円(1,585円)   20歳:1,290円(1,755円)
30歳:1,505円(2,155円)   30歳:1,570円(2,225円)
40歳:2,105円(3,115円)   40歳:1,880円(2,815円)
50歳:3,040円(4,665円)   50歳:2,610円(3,865円)

※1先進医療特約付帯
※2()はがん一時金特約50万円を付帯した場合の保険料

 

 

「メディフィットA」とよく比較されるのが、オリックス生命の「新CURE」です。

新CUREについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

hokenmaster.hatenablog.com

 

 

まとめ

 

オリックス生命の「新CURE」と保険料や保障内容が似ていますが、

どちらがおすすめできるかというと、男性で保険料が安い方を選びたい人は、

「新CURE」をおすすめします。保険料が少し安く、がん診断一時金や三大疾病一時金がもらいやすいからです。

 

女性で保険料が安い方を選びたい人、女性疾病が心配な人は「メディフィットA」が保障内容、保険料の面でも有利です。


また、子供が独立するまでの期間限定で保障が必要な人には、県民共済の入院保障2型が良いでしょう。

都道県民共済については、こちらで詳しい解説をしていますので、参考になると思います。

 

hokenmaster.hatenablog.com