保険無料相談の3つの方法を比較【元保険営業が本音でおすすめできる相談方法は?】
現在保険を相談したいと思っている方の中には、できればしっかりとした知識を持った誠実な保険営業から保険に加入したいと思っている方もいるかと思います。
「いつ保険営業を辞めるか分からない営業マンは避けたいな」
「一方的に営業のおすすめの保険を押し付けられたくないな」
「こちらの考えをしっかりと聞いてくれて、安くて良いプランを提案して欲しい」
今回は、無料で保険相談をしたい方向けに、保険の相談の方法を3つ比較してみます。その中でメリットとデメリットを挙げた上で、元保険営業の私が本当におすすめできる無料相談の方法を伝授します。保険相談をしたいがどうすれば良いのか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
保険を無料で相談できる方法は主に3つ
保険の情報はウェブでもリアル店舗でも無料で取得できる時代です。時間当たりでお金が掛かる有料相談を行っているファイナンシャルプランナーも存在しますが、私はお金を掛けなくても正しい保険選びは十分に可能だと考えています。
1.大型の保険相談サイトから無料保険相談を申し込む
今や一番ポピュラーな方法になっているかと思いますが、保険無料相談サイトで複数社の保険商品を取り扱う代理店のFPに無料で保険相談をする方法です。小規模の保険相談サイトは、大都市圏から離れていると対応地域外の場合や、FPに相談するまでに1、2か月掛かってしまう場合などがあるので、広範囲を対応している大型の保険相談サイトがベターです。こちらで保険相談サイトを詳しく分析しています。
メリット
たくさんの保険会社の商品の中から、保険内容や年齢性別、加入期間などで、最も条件の良い保険に加入できることです。例えば、30歳の女性で医療保険に加入したいと相談をすると、一番保険料の低い医療保険、払ったお金が戻ってくる医療保険、女性に手厚い医療保険など、いくつかの提案の中から自分に合った医療保険を選択することができます。これは他にはないメリットです。
デメリット
ほとんどの保険無料相談サイトには、たくさんのFPが登録しているので、「良いFPに当たる場合もそうでない場合もある」ということです。このデメリットを補うには、2つないし3つのサイトに無料相談を申し込んで、最終的に自分に合う1人のFPに絞るのが良いと思います。複数のFPから保険に加入するのは、保険の給付手続きの時や保険の見直しの時などに後々大変になるため、正直おすすめできません。複数社提案できるFP1人に絞るのが良いと思います。
2.保険会社に直接問い合わせをする
保険会社のホームページや直接保険会社に電話をして、保険無料相談を申し込む方法です。1社のみの保険を取り扱うという専属の強みと専属が故の弱みもあります。
こちらも別記事で主な保険相談ができる生命保険会社のサイトをまとめてあります。
メリット
1社だけ専門の営業のため、自社の保険商品について深く理解している保険営業が多いことが一番のメリットと言えます。給付の手続きや見直しの時、手続きや管理が楽であることも良い点だと思います。
デメリット
保険営業の経験にもよるが大型代理店の営業と比べて、他社と比較した上での提案や他社商品の知識が足りないことや、その会社1社の商品の中から保険を選ばなければならなくなるため、自分に合った最適な保険が選びにくいことがデメリットと言えるでしょう。
3.知り合いの保険の営業マンに保険相談をする
自分の知人が保険会社に転職したから、それをきっかけに保険を検討している人も多いと思います。
知識と経験を持った複数社の保険商品を提案できる本当に信頼できる友人の保険営業があなたの近くにいたら、大変心強い味方だと思います。
一方、友人や知人だからこそ、注意しなければいけない場合もあります。
メリット
信頼できる親身になってくれる保険営業がいる場合、あなたのためを思ってベストな提案をしてくれるでしょう。相談がしやすく生涯保険を任せられるパートナーになってくれる可能性がある。
デメリット
小規模代理店や1社だけの専属営業の場合は、扱っている保険会社の数が少ない傾向があり、提案の幅が狭くなりがちで、保険料や保障内容では大型代理店に劣る傾向があります。友人や知人であっても保険と共に長い付き合いになります。しっかりとした保険の商品知識を持っているか、複数社の保険を提案できるか、は見極める必要があります。
まとめ
無料で保険相談をする方法の主な3つをメリットとデメリットを交えながらそれぞれ比較してみましたが、私が今現在おすすめできる方法は、大型の保険無料相談サイトを利用する方法と、条件付きにはなりますが友人や知人の保険営業に保険相談をする方法です。
もし、自分の友人や知人に相談したいと思える信頼できる保険営業が思い浮かばない方には、無難に大型の保険相談サイトをおすすめします。保険は長期で加入することになりますので、保険の商品だけではなく保険営業の信頼性も重要ポイントです。
どの保険に入るかも重要ですが、誰から入るか、も大切な要素です。